ブッキングマネージャー【ライブハウスのお仕事紹介⑤】

こんにちは!
主催者MAGAZINE編集部です。

今回は、
ライブハウスで働く人たちが、
それぞれ何をしているのかが分かる
お仕事紹介シリーズ第5回目、

ブッキングマネージャー

について説明していきます!

ライブハウスの顔のような強い存在感を
発している方もたくさんいる職種ですね。

そんな猛者たちがひしめくポジションとはどんな仕事なんでしょうか。。。

一緒にみていきましょう!

目次

そもそもブッキングとは?

ひとことで言うと

自分が主催するイベントにアーティストをお誘いすること

です。

ブッキングマネージャーは
ほとんどの場合そのライブハウスに所属しているので
ライブハウス主催のイベントへのお誘い
ということもあります。

ブッキングマネージャーの仕事内容

イベント制作

と言われる仕事がメインです。

日々のイベントを滞りなく開催できるように
先々までしっかり組んでいくのも大事な役目です。

企画を考えるだけでなく、
出演してほしいアーティストに交渉し
ラインナップを揃えて
確実にそのイベントを開催するという、
非常にパワフルな仕事です!

また、
アーティスト自身が成長して大きくなることも
ライブハウスとして重要な要素の1つなので
日々ライブを見た感想やアドバイスを通して
アーティストを応援することも大きなやりがい
と感じられる仕事です。

一人で毎日イベントを組むの?

ブッキングマネージャーというだけあって、
自身の主催以外にも、
他のブッキングスタッフが組むイベントを管理する
といった役割もあります。

何人くらいブッキングに携わっているかは
お店によってかなり異なりますが、

全国には1人でやられているお店もあるかもしれませんが
基本的には複数人で組んでいる場合が多いと思います。

また、
ブッキングマネージャー
ブッキングスタッフは

ブッカー

と言われたりもします。

ブッカーだけでなく、

・店長
・ブッカー以外のスタッフ

などのポジションの方々もイベントを主催することがあります。

店長とは何が違うの?

ブッカーを店長だと思われる

ということは本当によくありますね(笑)

それもそのはず、
ライブ「ハウス」という特性上、
一般的に見ても
やはり家主が主催をするのが
当たり前と思えるので、
これまではどちらかというと

店長 兼 ブッキングマネージャー

とされている場合が
かなり多かったかと思います。

もちろん現在もその形はありますが、

昨今の音楽シーンの多様化や世代交代、
機材やインフラなどの高性能にともなう知識の煩雑さ
サービス面などで求められるクオリティ

など、
片手間で全て管理することが
かなり困難になってきたので、

お店の全体を管理する人:店長(ストアマネージャー)
ブッキングライブを管理する人:ブッキングマネージャー

というような形で
分業体制で運営している場合が
多くなっています。

サッカーで例えるなら、

店長:ボランチあたりの司令塔でキャプテン
ブッキングマネージャー:エースストライカー
本社:監督

といった感じでしょうか。

よく、出演者から、

どっちから先に挨拶にいったらいいか困る・・・

などと聞くことがありますが、

どちらがエライという話でもなく

どちらも大事な役割の方

なので、
基本的には
いつもお世話になっている担当の方から
挨拶なり進めていけばいいと思います。

ただ、
もともとの先輩・後輩の関係や、年齢差、
その会社自体での肩書きの取り扱い尺度によっては
上下が発生している場合もあるので
そのあたりは現場の空気感を察知していきましょう(笑)

月に何本くらいイベントを組むの?

ブッキングマネージャーの自主企画は、

月 6~10本くらい

が多いです。

お店の周年月間や、
本人の誕生日月、
何かの節目での企画など
さらに本数が増える時期もあります。

逆に、
レンタル利用が人気だったり
ブッカー自体が多い場合は
日程確保の争いも激しくなってくるので
あまり多くの本数を打てない場合もあります。

もし

ブッキングマネージャーになりたい!

っていう方は是非参考にしてみてくださいね。

どんな人たちですか?

イベントを組むと一言でいっても
ジャンルや規模感などさまざまな違いがあります。

なので、
十人十色です

と、正論をいったところで
面白くもなんともないと思うので、、

音楽が好き

という大前提はそのままにするとして、
パターンとしては

・番長タイプ
・戦略家タイプ
・クリエイティブタイプ
・若手勢いタイプ

になります。

番長タイプ

出演者から「アニキについていきます!」と言われるような
強力に引っ張っていくリーダー気質な人
そのシーンで著名なバンドや関係者という場合もあったり
圧倒的にその地域で何かしら強かったりすることが多い。
ぶっきらぼうに見えて情に厚く、
仲間に対しては良くも悪くも本気でぶつかるコミュニケーションが特徴。
「ライブ感」「インパクト」を重視する。

戦略家タイプ

結果をとるためにしっかり組み立てるタイプ
のちに大きな舞台を作る人に多いイメージ。
ただ、ある程度実績がないと空回りしてしまう可能性あり。
あまり感情的なコミュニケーションはしない。
仕事として割り切って対応できる。
「コンセプト」「反応」を重視する。

クリエイティブタイプ

現役バンドマン、作曲家など、
作る側からの目線を加味してアドバイスできる
いい意味でオタク気質の人も多く、
特定の話題に対しての圧倒的な情報量も魅力。
マネタイズには関心は薄く、
クオリティを上げていく為には妥協しない。
ンテンツ力」「クリエイティブ」を重視。

若手勢いタイプ

持てる武器を最大限に使う勢い重視のブッカー。
まだ大きな実績はないものの、
恥をかえりみず格上の出演者に交渉したり
打ち上げで目立ってあり得ないつながりを得たりなど
体力とフットワークの軽さで
ハイスピードで人脈を広げていく。
重視するのは「パンチ力」「打ち上げ」

以上、それぞれに分析してみました。

あなたが担当してほしいタイプは
どのタイプでしょうか?

実は1人のブッカーが担当している日は
他のブッカーは他のライブや打ち上げなどで
出ていることも多く、あとから

あれ?他にもブッカーいたんだ!

となることも多いです。

実は、
各担当者の得意なジャンルなどもあるので
あなたのジャンルだとこの人、
みたいな感じで引継ぎされる場合もあります。

あなたのシーンを知っている人の方が
基本的には安心感があるとは思いますが、

もしいろいろな方を見てみたい
という場合は、
他の方がいるかどうかなど
伺ってみてもいいかもしれませんね。

まとめ

それでは今回は、

ライブハウスで働く人たちが、
それぞれ何をしているのかが分かる
お仕事紹介シリーズ第5回目、

ブッキングマネージャー

について説明しました。

またライブハウスのことが
1つ分かってもらえたら幸いです。

では今回も最後までご覧いただき本当にありがとうございました!

また次の記事でお会いしましょう♪

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